石川順一のお気に入りの歌一覧
蔓葵
霜ばしら踏みゆく人の名残りさへやがて消えなむ有明の空
11
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新座の迷い人
妻に言う 早く治して 暮らそうよ 世辞言う我が身 心の辛さ
17
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舞
冬来れば凍てつく大地満州の記憶を語る父思い出づ
14
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滝川昌之
経口がかなわぬ母の身に寄りて枯れた手擦り温きを刻む
12
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詠み人知らず
渋柿を二つ吊るした裸形の木 せめて烏に つつかれたいか
23
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詠み人知らず
惜別を見てしばらくは涙ぐむ きり源次郎名場面かな
17
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inosann
遊歩道それて林に踏み込めば六十路の齢を幼きにもどす
28
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夕夏
ゆうぐれのしゅぎょくのいっしゅよみたいけれどうすくれないのかんじかな
3
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夕夏
しきゅうけいがんわくちんこうろうしょうだんせいすべてうってかくにん
4
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夕夏
ぎいんさんぎょうせいとっぷついきゅうをせずにすごしてせいさくとなす
2
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千映
三人が住む我が家で湯たんぽが四個活躍温たい家族
13
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夕夏
あくかりょうかをくちくするしゅにまじわればあかくなるともにはんろん
2
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千映
柿好きの母朝食にあんぽ柿富有柿と食しいい顔になる
16
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滝川昌之
句の奥のお国や人柄意を思い歌ながめるは幸せな時
5
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八慧(やゑ)
つきたてをほおばる頬が餅肌につやつやひかる朝の餅搗き
4
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八慧(やゑ)
冬の日は当てにならない約束が実らないままもう暮れていく
4
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ゆうか
大根の葉っぱがチクリと指をさす「捨てないでね」とささやくように
9
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ゆうか
斷捨離をせむと思へどゆるぎたり母のにほひの着物はをれば
13
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海原 真生
朧げな昨日は夢か幻か サンキャッチャーの放つ極彩
2
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片井俊二
その先に待つ暖かな春の陽を思い浮かべて北風のなか
10
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