恣翁のお気に入りの歌一覧
ユーカリ
寝がえりをしている背中覗くのは窓の向こうの三時の月か
3
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村木美月
君はただ困った顔で笑ってた冗談まじりの「お嫁さんにして」
12
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詠み人知らず
いつも見る息子のしぐさ余所様に 可愛いと言われそうかと気づく
3
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ゆめ神楽
人の世の 實に恐ろしきは 思ひ込み 他人を呪ひて 我を忘れる
6
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詠み人知らず
君の手で触れて欲しくて指先に桜の香りまとってみてる
5
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悠々
泣きながら押して押されて生きてゆくときには笑ふ僕らは仲間
16
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詠み人知らず
店先に春を呼び込み伊予かんの大きな顔で林檎のとなり
17
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芳立
こぎぬける船路にたけて荒浪に敗れるすべを習はない子ら
5
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聴雨
折々のひとの流れの中をゆく思ひおもひの歌はうるはし
18
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みやこうまし
言葉にて人につながるよすがかな歌を紡ぎて孤独を分かつ
25
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あそびくも
秘せどなほ形に出づる膨らかな吾が身のはるは花にも負けじ
24
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十牛
基督に頭を垂れし夕ぐれは頬撫づ風を母とおもへり
14
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詠み人知らず
雲の向こう足踏みしてる春を待ち菜花たらの芽からりと揚げる
24
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モニカ
まだ雪の殘る北陸啓蟄の兼六園は氷雨に濡れて
10
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紫苑
人波の絶へてひさしき夕ぐれに尾花をわたるはつ秋の風
7
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紫苑
棘をもてよろふ継子の尻拭くれなゐ差すを誰の知りけむ
5
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もりもり
看護師の迎え来る日は母可愛い 乙女心かリハビリ励む
16
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悠々
友よりの諌めの歌に詠みけるは怒りは腹減るもとなりとあり
13
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幸浦佳
焼き鳥に来てはしこたま呑み惚け今ダイエットってどの口が言う?
4
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在所者
われ魅する花香の絶えて無かりせば今世の春の妙知らましじ
4
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