詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
つちだゆういち
衣替えそれに抗うわけたるは異人さん達ティシャツ故に
8
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可不可
綱わたる人の横棒ふらついて 秋風よりも怖い凩
6
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滝川昌之
あの夏の熱いブラスの球場のネットを紅く蔦が癒せば
20
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西村 由佳里
友人はパソコンだけかもしれなくてクリッククリック色を塗りゆく
5
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煩悩
歳とればとるほど顔幅が広がっていく謎の現象
6
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コタロー
鰯雲少し冷えたる門柱の表札隱し蔦が絡まる
7
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コタロー
鯉泳ぐ池の岸邊にひつそりと一羽の鷺が孤獨に耐へる
3
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コタロー
この町の小さな池に歸り來る輕鴨圓を描きて泳ぐ
7
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舞
モノクロの記憶のなかに彩りの刻のしおりと君恋す日々
12
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吉野 鮎
吾が裡に荒ぶる馬を棲まはせて日照雨にぬれる 化野秋色
15
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吉野 鮎
眠る汝の穩し寢息を羨しみぬ吾裡荒ぶる馬を宥めて
14
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吉野 鮎
吾が裡の荒ぶる馬を放つ夜 シリウス耀ふ地平の東
15
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KEN
もみぢ葉を 淵に沈めて 瀧つなみ 心殘さず 流れ行くかな
13
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横井 信
足元を涼しく風は吹き抜けて新たに芽吹く刈田の緑
19
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夢士
埼玉の空は鈍いろ秋の風揺れる大地やサムライブルー
14
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夢士
競艇の終ひてぞろぞろ人の波ここは川口おけら街道
10
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葱りんと
鏡見て 目の下の隈 さすっては 「不幸な自分」に 酔ってて笑う
11
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しずく☆・.…。
太陽は 昇れば沈み 照らされる 僕らも時に 満ちたり欠けたり
18
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幸子
梅肉をサンマにのせて生姜煮にあわい酸っぱさちょっぴりの辛さ
16
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もみじ☆彡
文月に巣をあとにした若つばめ 翼磨いて旅立ちの時
12
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