恣翁のお気に入りの歌一覧
もなca
眠りから目覚めて動き出す街に昇りゆく陽は深々と射し
5
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銀ねず
三月のいちばん寒き朝の来て吉本隆明はこばれてゆく
10
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芳立
わすれじな雪は消ゆともこぞの春ふるへつづりし停電の文字
13
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みやこうまし
大文字ふもとの沢でクレソンを摘みて夕餉に自然を添える
11
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舞
芽吹き待つ公孫樹並木の御堂筋行き交う人も春をまといて
15
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詠み人知らず
合格か不合格かはガッコじゃない 社会に役立つ覚悟の有無だ
19
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本間紫織
青き血のせいではないか白き手に樹海のごとき静脈を見る
5
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卯月
いちめんのなのはなばたけみにいこう おててつないでうたをうたつて
7
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七色コイン
食うものは自分で作り作られて いつも命を頂いてます
15
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さる
バスタブに体やすめるそのときに地震のおきる春寒の夜
6
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光源氏
ほろほろと涙の絶えぬ夕霧の心もなごむ春のおとづれ
14
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詠み人知らず
柔らかい口調のメールなんとなく君らしくない甘さ覚える
8
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あそびくも
普段より少し素気ない振る舞いは私のみ知る照れてるしるし
19
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はな
いろいろと言いたいことはあるけれど言わないわたしを保つプライド
22
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本間紫織
暗闇に乗じてそっと絡めとる鼓動の奥に潜んだ本音
15
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詠み人知らず
芽を吹いて 花を咲かせて 実をつけて そして散る様な いのちを生きたい
4
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詠み人知らず
掃除婦の朝の挨拶清々し きっとあなたはよい母でしょう
21
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しづく
カレンダーめくってみたら満開の桜の花に頬がゆるんだ
9
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しづく
ゆらゆらとゆれる視界はストーブのちかくにできたゆるい陽炎
4
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詠み人知らず
瞼とじ満面に浴びる春の陽は優しき君の言の葉に似つ
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