詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
枯れのこる色うすべにの花びらを二つ三つ付け笑む地蔵かな
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まあさ
真っ青な 空へ手を伸ばす 枝先の 若葉が五月に 挨拶をする
33
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inosann
清廉な顔して批判くりかえせ飛去来器にて砕かれるまで
17
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野々花
月曜の雨はなんだか切なくて誰かに心添わせたくなる
21
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山崎ふゆ彦
外つ国の土に埋められ審判を待つ者たちにも春は巡りぬ
11
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秋日好
奥様に恋路塞がれ泣く女の声もうつろに愛は悲しい
26
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秋日好
コトコトと鍋に揺られて数分間きみの心の在り処も定まり
24
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秋日好
海の方明日は遠出をするという結婚記念日控えたおねだり
22
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石川順一
夕暮れのマグマの噴出警戒しビルマの独立闘士を思ふ
12
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野々花
あの声がオオルリですと教えられ桜の枝に耳傾ける
19
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詠み人知らず
明日また天気になあれ!と靴飛ばす小さき影が夕陽を抜き去る
10
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滝川昌之
不意にきた雷雨に水を得た鯉は龍を目指して空翔けあがる
22
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桐生賄
就活に 欠かせないのが 要普免 取れるだろうか 娘が心配だ
22
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コーヤ
うす墨の闇に浮き出た紅の富士神々しさと雄大さ見せ
22
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沙久
「ごめんなさい「貴方を忘れる」これ程の簡単な事が出来ない、わたし」
25
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沙久
「悲しい」や「苦しい」を聞いてくれたよね あなたがいるから、私はここに
22
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石川順一
ストリートツツジが満開に成りかけて四月最後の日差し浴び居り
18
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片井俊二
一面に散りばめられた花びらは深いねむりに遠き春へと
11
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詠み人知らず
感情の粒が弾けて涙へと嬉しいときも悲しいときも
16
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滝川昌之
兜出す 古い箱には祖父の字か 父の名前と 私の名前
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