恣翁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夫婦なら他人行儀もほどほどに苦し紛れの仮面もしかり
4
もっと見る
風橋 平
震災を割れずこらえた皿たちに選ぶ菜の花色のスポンジ
11
もっと見る
風蘭
しかたない未来見通すチカラとかある訳じゃない今生きるだけ
7
もっと見る
みやこうまし
白梅の瞬くごとく輝けり夕日のおちて闇迫るきわ
13
もっと見る
みやこうまし
近づけば官女の如き御所の梅頬赤らめて頭を垂れぬ
11
もっと見る
もなca
お気に入りの我が歌吾子に聞かせれば「どういう意味?」と言われて撃沈
7
もっと見る
宮岡絵美
静かなる時間がそっと降りてくる机の上の書きかけの詩に
12
もっと見る
悠々
たらちねの母の授けしものなれば百年背負はむこの命なり
17
もっと見る
悠々
スタイルはその人だけの視点だよスタイル持てばキミは一流
12
もっと見る
もなca
菜の花の鮮やか色に囲まれて君と佇む春の夕暮れ
5
もっと見る
紫草
辛夷咲くあまりの白さ清しさに我を忘れてまざまざと見る
11
もっと見る
詠み人知らず
大物と無神経との境界を 子細に探るあなたは小物
10
もっと見る
元円
泣きながら堤に母を追う子あり右手に揺れる菜の花の束
13
もっと見る
みやこうまし
老いも死も早き遅きのあるを知るあわれ八十路の同窓会よ
10
もっと見る
ゆめ神楽
藏開き 新酒のかをり 馥郁と ぐいと突き出す 利き酒の豬口
2
もっと見る
トモエ
暗転の画面にうつる顔ひとつ「空」という字の迂闊さに似て
5
もっと見る
トモエ
ひとさまの目はいうほどに私など見ていないから好きにやるべし
6
もっと見る
詠み人知らず
午後からは春の嵐になるだろう君に会えない私の胸が
27
もっと見る
風蘭
色づいたラナンキュラスの縁の紅春が来たよと揺れて微笑む
7
もっと見る
もなca
雨の夜に浮かびあがりし満開の花の揺らぎて妖し美し
5
もっと見る
[1]
<<
2074
|
2075
|
2076
|
2077
|
2078
|
2079
|
2080
|
2081
|
2082
|
2083
|
2084
>>
[2559]