吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
寒空に凍りたる湖はささめけり アクアマリンの唆るがごとく
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石川順一
柚子湯風呂カボチャの天ぷら冬至なり昼餉はチャーハン野沢菜なのか
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石川順一
豆乳でたっぷり大根しゃぶしゃぶしロールケーキと噂を聞きぬ
8
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石川順一
大根で繊維をたっぷりとりすぎて屁も多く出る昨日の夜
10
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灰色猫
冬の陽に薄まりながら伸びてゆくわたしの影の旅立ちの日です
14
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灰色猫
悲しみに武装しているその人の牙城を崩す愛をください
15
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灰色猫
厳寒をまたひとつと越えるたび男鹿の角は偉大さを増し
11
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灰色猫
白鳥は冬の泉の藍色に染まらぬことの野望を秘めて
15
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水月
恋染めのから紅の我が想い散らせぬままに揺れて揺られて
7
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水月
我が恋をから紅に染めゆきて さらす寒風あとは散るのみ
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とはと
さらさらに払う砂つけ岩に住む蜥蜴往く日の眼下を眺め
5
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煩悩
海を越えすべての夢が渡るころ折れてしまった冬の翼よ
10
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煩悩
海竜の泣き声がしているのですこのかけがえのない冬晴れに
8
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煩悩
十人のインディアンが答えました全員大きな声で「おれが正しい」と
9
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とはと
湯気と立つ妻の用事文字にして啜る白味噌麩ごと味見し
5
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舞
記憶する君の面影変わらぬに哀しかるべき吾が老いの影
12
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舞
いつの世も愛してるとかいないとかひと恋う思い変わらぬものを
11
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舞
北国のしばれる朝を頬染めて少女ら歩む雪通学路
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舞
花盛る言の葉の森葉隠れに色咲き残す花ぞ愛しく
12
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舞
歩み来る道に跡無く人などはこんなもんさと酒を傾け
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