恣翁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
一時間来ない列車を待ちながら立ち食いそば啜る野辺地駅
5
もっと見る
まるえふ
「ああ今朝も生きちょった」なんて言う祖母にただ苦笑いするしかなくて
13
もっと見る
もなca
やり場なき思いを編んだ歌たちをそっと放してるうたのわの中
15
もっと見る
詠み人知らず
軟弱な恋愛もどきの歌ばかり 並べてみせる過剰自意識
8
もっと見る
falcon
啄木忌とうに過ぎれど汝がおもひしのぶこころに散る遅桜
15
もっと見る
七色コイン
一度はね詠んでみたいよカルガモを 親子がとても明るい笑顔
12
もっと見る
とまと
五月雨に君が差し出す透明の傘に映った二人のこれから
8
もっと見る
ふきのとう
残雪のまぶしきなかに桜花紅に染まりて春謳歌する
12
もっと見る
悠々
はうたるのいづこへ飛ぶも水苦しふるさとの川いつの日戻る
18
もっと見る
詠み人知らず
仲たがいすること多き私達 それでも貴方の胸で安らぐ
8
もっと見る
詠み人知らず
君が背に 負うてるものが 鳴り響く いびきも愛し 子守唄とす
10
もっと見る
ゆうくん
光りから 生まれた命の 輝きを 花は伝える 春の言葉で
5
もっと見る
善田真琴
豆潰れ汚き我の足裏も手当て厭はぬ茶店の老女(おみな)
1
もっと見る
善田真琴
行き遇へば知らぬ同士もご挨拶近江の衆の習ひ尊し
2
もっと見る
いちにのパッパ
細雨の粒が結して玉となり花月の木々の芽は輝けり
2
もっと見る
いちにのパッパ
子の放つ「つまんないな」は我の罪スマホなんかを見てる場合か
2
もっと見る
希
ブランコを並んで漕いだあの日からずいぶん遠くへ来てしまったね
8
もっと見る
風蘭
沈黙を聞いているただ聞いている白い吐息のとなりに座り
27
もっと見る
佐藤晴
空泳ぐ親子の魚の浮き沈みはしゃぐ小さなてのひらの熱
10
もっと見る
詩月恵
ため息を消すように降る春の雨こぼれ落ちていくあなたが滲む
8
もっと見る
[1]
<<
2045
|
2046
|
2047
|
2048
|
2049
|
2050
|
2051
|
2052
|
2053
|
2054
|
2055
>>
[2560]