詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
涙拭くハンカチ贈るひとも無く我のみ老いてふるさとの山
15
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灰色猫
水や雲かたちをなさない物たちに命の流れをふと感じおり
35
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へし切
人知れず岩根のつつじ咲にけり残れる春の色あざやかに
34
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詠み人知らず
きっとあの深い森超え鳥たちは見るのでしょうか禁断の地を
6
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新座の迷い人
瞼閉じ 幼き頃の 思い出が 故郷景色 脳裏を走る
13
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秋日好
アザレアと呼ばれる花の濃さよりも羊歯の間のミツバが恋しい
16
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秋日好
渡殿は八重に曲がりて恋人らを人目につかぬ雨のふたり寝
21
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まあさ
もう一度 バイクのうしろで 夫の背を 感じて風を きってゆきたい
30
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リクシアナ
里山は辛夷と桜の青海波竜なす峰を翔べはぐれ鯉
28
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inosann
防災の教訓活かせ国防に 意味不明北のミサイル発射に
18
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詠み人知らず
手鏡の 落した愛の 紅を引く 言の葉砕け 時は止まるや
13
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詠み人知らず
紫の 香り訪ねる 青い夜は 都忘れに 蛍の影糸
8
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恣翁
尼の腹 傷痕見れば 流石にや 帝の胤に出でし稚児かも
19
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舞
颯爽と山笑わせてふく風の色さえ清し五月晴れかな
24
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九條千鶴
満月が照らしてくれた草花を目印にして二人で会おう
8
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滝川昌之
子の布団 干して 菖蒲を買いに行く 君はいつでも 子供ファースト
29
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万陽
産声を あげたあの日を 思い出す端午の節句に アルバムを開く
19
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ながさき
中天に 夕月浮かぶ 皐月宵 うぐひすは啼く モズも負けじと
30
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森川
この滝の ような雑念 払うため登らすべきは 鱚でなく鯉
5
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詠み人知らず
コンクリの隙間に根づく雑草の 名前をひとつ 言えるだろうか
25
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