恣翁のお気に入りの歌一覧
悠々
はうたるのいづこへ飛ぶも水苦しふるさとの川いつの日戻る
18
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詠み人知らず
仲たがいすること多き私達 それでも貴方の胸で安らぐ
8
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詠み人知らず
君が背に 負うてるものが 鳴り響く いびきも愛し 子守唄とす
10
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ゆうくん
光りから 生まれた命の 輝きを 花は伝える 春の言葉で
5
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善田真琴
豆潰れ汚き我の足裏も手当て厭はぬ茶店の老女(おみな)
1
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善田真琴
行き遇へば知らぬ同士もご挨拶近江の衆の習ひ尊し
2
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いちにのパッパ
細雨の粒が結して玉となり花月の木々の芽は輝けり
2
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いちにのパッパ
子の放つ「つまんないな」は我の罪スマホなんかを見てる場合か
2
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希
ブランコを並んで漕いだあの日からずいぶん遠くへ来てしまったね
8
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風蘭
沈黙を聞いているただ聞いている白い吐息のとなりに座り
27
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佐藤晴
空泳ぐ親子の魚の浮き沈みはしゃぐ小さなてのひらの熱
10
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詩月恵
ため息を消すように降る春の雨こぼれ落ちていくあなたが滲む
8
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詠み人知らず
春の雨浴びつつ開く花水木うす紅色の雫こぼしつ
10
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ノリノリ
母さんの手料理だけが楽しみと残業続きの娘が帰りくる
3
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環
薄翅に白く陽のさす常磐木の葉影ふるなかさまよへる蝶
6
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想野
ひたむきにこの国の言葉を習いたる異国の友の目の清しかるなり
4
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紫草
除菌してドアが開けばICU 働き者の姑休みをり
14
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きたの小町
望まれぬ ところに咲いた 花なのよ 友の言葉が 胸で根を張る
10
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もなca
長きこと治療に耐えし我が友は秋に双子の母親となりぬ
13
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坂本雅則
勤務終え束ねし髪を解く君の横顔見れば僕はときめく
4
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