詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
さへき さうじん
パリパリの麺のサラダが好物で それをファミマで見るは希なり
7
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秋日好
金色の鯉の幼魚は先住の金魚に構って欲しそうに見ゆ
22
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秋日好
西空に理想通りの三日月が日没追いかけ同衾狙う
20
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みろく
幼子の柔き踵の地団駄で花瓶の花の散り落つを知る
15
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灰色猫
囚われのライオンたちは喉鳴らし時に猫よりごろごろごろと
15
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詠み人知らず
病院の乳首の薬 見てみれば 眼の細菌の感染防ぐと
10
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吉野 鮎
汲めば湧く愁ひの泉水鏡密やかに笑みこころ問ふ汝
19
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赤石仙人
やうやくに北に植ゑたる百日紅薄紅色に一枝ぞ咲く
7
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へし切
お話はできないけれど知ってるよ開く絵本に目をかがやかし
25
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KEN
振り向かばまなこに絡む蔓牡丹心置き去り里捨てる道
14
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己利善慮鬼
色紙を重ねて折った鶴だから飛べないのです虹色の羽
9
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へし切
夕されば照り残る日はかたぶきてもの思ひおればひぐらしのこゑ
26
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中野美雄
夕日に海はら 燃えたち焔たち きみ逝かしめしあの日思ほゆ
10
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行中納言中将知師
雨を疾み零れぬる花土を染む ただ香ぞ殘る浮き世らしとて
5
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行中納言中将知師
高照らす朝日出づより上露の 君のなさけぞ消え返りつる
2
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行中納言中将知師
菅の根の長雨降るめる我が戀は 切るとも絶てぬ人ぞ知りける
3
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コタロー
路地裏でばつたり出會ふ野良猫が不思議な顏で我を見つめる
7
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きょう
ひぐらしよ夏の終わりを遠ざけて百舌鳥の聲すら隱しておくれ
7
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半格斎
呆けるのを避けよとむかふ数独を ひとつ解ゐては肩で息つく
15
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Chico
言の葉もうつりにけりなゐたづらな古語辭典 きみ ながめせしまに
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