吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
誰かれ責むる間に手とり合ひ肩いだき合ふ 今や幻
5
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詠み人知らず
幻と名にし負ふ吾に相応しく 斯く五首ばかり 詠ひ去らむや
5
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横井 信
暖かき 夢の世界へ 連れてゆく 離れた町の 鉄道の音
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横井 信
頬撫でる 風に告げ行く 旅立ちを 星の瞬き 眺める夜に
14
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横井 信
ポケットの 切れた輪ゴムの 使い道 探してみよう のばして遊び
13
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近江の人
早朝に本を読み音符読みFMも聴きやっと朝刊
3
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近江の人
南天をネットを掛けて守る人小鳥も食べて生きているのよ
6
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近江の人
白き指優しい雨の加茂川の儚い」約束今何処に
3
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舞
妻作るおにぎり食みて缶ビール出張先のビジホ侘しく
10
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詠み人知らず
おうたには自由なものをくっ付けてあたしのかわりに遊んで欲しい
12
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詠み人知らず
ほんとうを歌っていれば面白く我を見抜いて見いだすものあり
12
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詠み人知らず
磨りガラスちょっとの濁りを透る陽が琥珀糖のきみやわらに包む
11
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詠み人知らず
紺碧の怒号の海はまざまざと花を枯らして命混ぜおり
10
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詠み人知らず
たったひとつオーダーメイドの痛み持ちわたしもきみも一首をつくる
19
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君丸
釣り銭の 温みに居場所 照らされて 雪の景色に 春の約束
8
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君丸
もう一度 なにかいまさら もう一度 崩した思い また積み上げる
8
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君丸
降る雪は 何かきれいにするだろか 冷たい風に 心隠して
5
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君丸
過ぎてゆく 季節なんだか 切なくて 雪に触れたら 溶けてしまうよ
8
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君丸
想うれど所詮は空の 虚しさよ だが風は吹き 雪が舞うなり
9
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ななかまど
太陽の勤務時間の短くて柚子に小豆に南瓜の手配
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