KENのお気に入りの歌一覧
へし切
明けぬ夜も やまぬ雨とてなき世にも 神ぞ鎮める悪霊の闇
13
もっと見る
音弥
日和見のどっちつかずの態なしていざ変わり身の速さこれなく
12
もっと見る
名鈴
世に住むる 力無けれど 契りこそ 縁と思へば えしも捨てられず
12
もっと見る
滝川昌之
シャンプーをいっぱい買って春一番 埃の中の季節(とき)に触れたし
16
もっと見る
灰色猫
敗戦の農兵たちの亡骸に天使のように綿雪は降る
14
もっと見る
横井 信
輝いて列車の窓に流れてく知らないうちに別れたレール
12
もっと見る
半格斎
呟くも雪に埋もれて如月の 春は未だに遠國にあり
9
もっと見る
音弥
罹患せぬ為の予防に念を入れ自国の開発薬に期待す
7
もっと見る
へし切
野辺ゆかば 春は名のみにおとなひも 芽吹く千種のささやき聞かばや
12
もっと見る
横井 信
豆まきとそっとささやく夕暮れにすずめの騒ぐ如月の街
8
もっと見る
ななかまど
田の株を冬に残して立春は田面ひろく雪おおう朝
10
もっと見る
さいおん
節分礼 冬波去尓蹴 立波芳流 情尓不成波 公乎念故
9
もっと見る
葛城
ささやかに撒く福豆に常よりも篤き祈りを込める節分
9
もっと見る
名鈴
あぢさはふ 夜昼知らず 心乱れ 浮きぬ沈みぬ 澄む暇なく
8
もっと見る
滝川昌之
伯爵はギャンブルが好き間も惜しみ食事しながらサンドウィッチ
16
もっと見る
灰色猫
ただNONと彫られし墓に眠りたる抗い抜いた文豪の夢
8
もっと見る
灰色猫
許すこと許さるること平凡な心を今日も忘るるまじく
9
もっと見る
滝川昌之
要らないとぶっきらぼうに拒んでも袋持参の優しい貴方
15
もっと見る
横井 信
ただ日々の心に浮かぶ言の葉のそっと溢れる朝のひと時
16
もっと見る
葛城
朝風に梢の震ふ寒衣 名のみの春と蕾固かる
13
もっと見る
[1]
<<
198
|
199
|
200
|
201
|
202
|
203
|
204
|
205
|
206
|
207
|
208
>>
[593]