吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
横井 信
雲行きは 降り出しそうに 流れ行き 気持ち急ぐも 邪魔する小石
13
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秋日好
痛すぎる丑三つ時の冷蔵庫音をたてては氷河崩れる
13
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秋日好
テキパキと包んでしまおうプレゼント何故かサロメのオペラ流して
11
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秋日好
教養を情操に高む力欲し己掘り下げ反作用とし
12
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秋日好
三か月早めに言って欲しかった「院に残ってくれると思った」
14
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秋日好
才能の信じられない若き日に躊躇い過ごした苦さを思う
20
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柏木 月
久方の白檀の香くゆらせし京のかほりを身に染みらせす
4
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柏木 月
ひと插しの舞を舞ふ地に立ち祈る判官の想ひ靜と共に
10
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蔓葵
来ぬひとをまつの緑のひまひまに雪の花咲くきのふけふかな
13
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蔓葵
はかなしや千鳥の声もなきがらになさけをかけてつもる白雪
12
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蔓葵
あすか川昨日の淵を今朝見ればあふ瀬はなみの氷るばかりぞ
13
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角谷守
透明になるため伸びるすじ雲は色を失う事を恐れて
6
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角谷守
碧色の波を分け入りプレートの動く速度で山になりたい
5
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角谷守
灰色の岸と波消しブロックが静かな海の鼓動を刻む
10
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角谷守
黒色に砂を染めゆく白波の届かぬ場所で君を待ってる
7
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角谷守
白色のチョーク奏でるサラサラは貝の故郷のさざ波の音
8
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君丸
寒き夜の ぬくもり似合う 今日の日に 雪みてた君 そこにいた君
10
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石川順一
足が落ち他人のシャンプー押して居るこぼれてしまう忘れて仕舞う
12
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コタロー
戀空を鵯が必死に鵯を追ふ聖夜の男子女子の手握る
7
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コタロー
アーチストが紙を上手に切り取つた紅葉は星型水邊に浮かぶ
5
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