名鈴のお気に入りの歌一覧
桃山
何故寒いどうして冷える靴下を穿き重ねては納得をする
8
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葛城
木の櫻咲き散るのちにさくら草湧き出るが如く地を染め渡せり
11
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舞
花のさき木々の芽のさき凝りして音なくおちる銀の春雨
6
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松本直哉
密会の公園昏き春にして風のまにまにきこゆるチャイム
6
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千映2
涅槃像 大ドラゴンに見える雲一瞬に消える自然の無常
7
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KEN
行く春に 雪と嘯き 逝く櫻 風と日照雨に 色霞ませて
14
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うすべに
不意の雨 朱を煙らせる雨粒に うなずく藤の露もむらさき
7
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可不可
咲いて散り咲いて散る間に花々も 当り前に見えて来る頃
6
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滝川昌之
子より下 親より上でも同僚だ 対等でこい新社会人
16
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つばす
雨上がり冷たき風に虫隠れ つばくろ舞うも餌も取れぬ朝
7
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ななかまど
行かぬのが親孝行と思えども行の字さみし第四の波
16
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あぶく
ぽつぽつと無口な父の問いかけの言葉をつなぐ遠き雨音
15
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へし切
春雨ににほへる色のまさりけり籬に咲ける山吹の花
19
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桃山
ベランダに薄手のガウンの裾を引き花々見回る朝のルーティーン
10
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葛城
しじま滿つ朝の山影そこここに 冴えざえ聞こゆ鶯の 聲
12
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草木藍
山の端の影を濃くして白みゆく空は刻々その色を変え
9
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さいおん
鯨魚取 海哉死為流 足引乃 山哉死為流 人波隠礼無
11
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うすべに
明るさに目覚ましとめる手も確か いそひよどりの歌が始まる
11
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可不可
そよぐ風も彩づく ウェスト絞って行き交ふ 春ワンピ
8
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KEN
流されて 何の縁か この岸邊 細石に咲く あぶら菜の花
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