ラベンダーのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夕暮れの冬の足音忍びよる夕月白く路地裏冴えて
20
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詠み人知らず
白菜を干す日輪のやはらかき母の浅漬け思い出したり
23
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灰色猫
満月に無常を吠える狼の潤んだ瞳の孤独な光
25
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へし切
風そよぐ蓮の浮き葉の玉ゆれて夕暮れ哀しひぐらしの声
25
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灰色猫
冴えざえと刃物のように浮かびたる暁七つの上弦の月
18
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絮谷新
マリオネットの瞳に映る吾の顔に時の残滓を見れば不知夜
25
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月虹
真夜中の深呼吸には気を付けて見えない孤独を連れてくるから
128
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へし切
永らへば年ふるごとに侘しさのつらきこの身にこがらしぞ吹く
29
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詠み人知らず
ひとつぶの雨がこんなに冷たいと知った今日から冬が始まる
26
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へし切
冴え冴えと星ふる夜にひびきたる吹く風の音に冬立つを知る
34
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リクシアナ
木枯らしの進軍ラッパ高らかに冬は来たりぬ氷点の街
26
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沙久
子は母に 母は子に 期待したのだろう ところがどっこい 噛み合わぬまま
23
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藍子
お母さん呼んではみても返事無くただ一陣の風が吹くだけ
52
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舞
ひとつ身の連れ添う妻を労れど言葉と成らずただ背をさする
22
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炭酸水
若いころ夜勤で起きるの辛かった 今は鈍感 いえ責任感
20
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灰色猫
臨海に達した心胸に秘め私はあなたに告げることがある
16
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コーヤ
美しき かなの世界に 憧れて 雅な心で 筆で文字書く
23
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詠み人知らず
寒空に一番星の輝いて君の励ましゑがほに変えて
13
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詠み人知らず
冬はじめ猫眞つ直ぐに尾を立てて尾は口ほどにものを云ふとか
10
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沙久
買い物を たんとし 祖母宅向かう日は 掃除し 談笑 しあわせ感じ
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