佐々一竹のお気に入りの歌一覧
詩月恵
確かめることは結局できぬまま正解なんて知らなくていい
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たんぽぽすずめ。
うろこ雲夕日の穴に消えたればふと秋口へ心旅立つ
13
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たんぽぽすずめ。
いつまでも残る言葉の煌めきは恋で苦しむ君に生まれる
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たんぽぽすずめ。
煌めきの無声映画で君だけが触れずエンドロールは朝日
5
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まるたまる
守りたい大切なもの壊さずに日陰で一輪咲かせたい花
9
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まるたまる
流れてく誰かの呟きのように私も消える君の記憶から
7
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まるたまる
温度差が二度ほどあるね私たち(空は何色)友達でいよう
9
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まるたまる
「でも僕はママが好きだよ」なぜ君は私の涙の訳を知っていたのか
9
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浅草大将
雪も疾く消えてこの朝野に山に春をぞ告ぐる名もなき花は
13
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浅草大将
思ひ出は積もりも敢へずふる里の土に消えゆく春の沫雪
15
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たんぽぽすずめ。
溢れ出る遠い記憶が角砂糖一個の君が積木にさせる
10
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たんぽぽすずめ。
つかの間の四季を彩る花の香に触れて散歩の土産にします
19
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紫苑
雪うさぎおもひつのれば溶けゆかむ我がくちびるに紅き実ひとつ
9
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紫苑
語ること語らぬことをとつおいつ色深みゆくつづきの話
11
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紫苑
夕さりに聞こゆるしらべ野に立ちてはるけき街の汝をおもへり
20
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紫苑
寒の雨黄の柚子ひとつ置かれおり発火装置の危うさを秘め
11
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紫苑
夕映えは辞世にも似て薄墨のきはに茜のいのちを燃やす
18
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紫苑
冬霞たなびく丘の彼方より飛行機雲は天に伸びゆく
16
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まるたまる
人はなぜ冬眠するのを止めたのか冬はこんなにずっと眠たい
13
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詠み人知らず
太陽は些細なことに拘らずあまねく世界を照らすのですね
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