ふじこのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
野分過ぎ蟲のね確ときえさりし明け初む西に白白と星
23
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コタロー
團栗が拾はれるのを待つてゐるこつちこつちと子等に囁く
11
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日置鳩子
針山のようになりたり夕雲のジョウビタキの声に貫かれて
15
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夢士
旅の窓外は紅葉の色流れ内はスマホの画面光りぬ
15
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恣翁
己が絡む心知りぬがに 黒衣の 身だれて 今朝はものをこそ思へ
17
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灰色猫
叫んだの届かないから叫んだの終わりにしたい夜を破って
21
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inosann
夜半に覚め時の重さが圧し掛かるズシリズシリと秒針に乗せて
24
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詠み人知らず
ふけにけり 乾ける風に月さえて はづれの寺の鐘響みけり
16
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秋日好
空高し放射冷却容赦なく身体の熱さえ無限に昇る
17
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元親兄貴
「駅前で彼見たよ」って言われても言うべきなのかな 別れたんだよって
9
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元親兄貴
17じゃ語り尽くせぬこの想い 三十一字にかける情熱
8
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元親兄貴
名を変えて気持ち切り替え集う場所 ここならきっと落ち着けるはず
6
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半格斎
甘酢和え もってのほか を頬張れば 秋は静かに流れ落ち行く
23
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林林
どれもいい、どれもいいから迷います 歌会何故に一人二票か?
22
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inosann
付き合いは「まあまあ」くらいが丁度いい知れば知るほど受け入れ難きに
21
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inosann
「日本を洗濯いたす」と言っている彼の世の竜馬か 秋の長雨
19
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秋日好
うっすらと解ける先に露のせてふふむ思いは溢れんばかり
15
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恣翁
足枷に靡き 苦悶に耐ふる夜の 覗ける袿に 風ぞさやげる
15
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夢士
雨音を聞きて飲む酒濁り酒酔ひて夢みる新たな夜明け
20
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元親兄貴
雨の日も 子供の視線にゃ 金平糖 お空の雲は 綿あめに見え
6
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