金木犀のお気に入りの歌一覧
灰色猫
眠剤が効かない夜も待っているいつか許しが舞い降りる夜を
18
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灰色猫
線路にて翼をひらく少年の名前はきっと夏を秘めた名
16
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中野美雄
波響動む岩根に咲ける野薊のおぼろに搖れてきみの戀ほしき
7
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詠み人知らず
長らへば 世の偏見も なくならまし 憂きと見ゆ世ぞ 今は悲しき
19
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詠み人知らず
結婚式 設えられたブーケには 無償の愛の父母への感謝が
18
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野々花
真っ直ぐな道を斜めに青葉風吹けば気ままな夏が始まる
17
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舞
音聞きつ潤う青葉想いつつ良き雨の降る若鮎のころ
9
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inosann
今までもこれからも今この時も何も出来ない事を受け入れ
18
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詠み人知らず
新緑に小雨の落ちて潤えば 軒下の雛 お腹が空いた
21
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千映
筍の地物の顔も見ないまま夏に突入朝から半袖
11
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千映
袋詰め一個のりんご極端に小ぶりで思わず笑ってしまう
10
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千映
お泊りの母お迎えの介護士のちょっと気になる濃きアイメイク
7
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安井シンゴ
熱持たぬLEDは一列に略奪されしわが深き夜
11
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まあさ
雨上がり 日陰のドクダミ 楚々として 小さな白い 光を放つ
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石川順一
ヒマワリを戦国武将の首にする角川春樹は俳句の寵児
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新座の迷い人
只一人 聴こゆる音は 寺の鐘独り淋しく 平林寺の鐘
11
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高松 蓮
道すがら さえずる鳥を 探さんと 梢見上げど 葉が繁るのみ
10
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詠み人知らず
しとしとと雨降りやまぬバス停で 縹色の傘 珠雫落ち
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詠み人知らず
すれ違う小学生がにこにこと お早う」って言う いい日が来たね
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まあさ
全身を 広げて雨を 浴びる木々 もっともっとと おねだりをする
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