ラベンダーのお気に入りの歌一覧
半格斎
晴れ渡る雪田に白鳥群れなして 声 せはしなく朝迎えおり
20
もっと見る
澄舟
繰り言は無かったことに清清と水色淡き新茶のみ干す
6
もっと見る
澄舟
漆黒の椀に潜める真鯉二尾うろこは正しく線刻されぬ
10
もっと見る
澄舟
丸善の罫太き箋に文字まろく綴らん君を亡くしし人へ
7
もっと見る
日置鳩子
ポーチュラカお話をして万国の音を聴きたい風をあげるわ
9
もっと見る
横井 信
窓の外 広がる雲を 眺めれば 空高く飛ぶ 鳥の羽ばたき
11
もっと見る
横井 信
歩き出せ そびえる壁も 逆風も 白い世界の 彩りにして
17
もっと見る
朔夜
逢うことは二度とあるまい発車ベル二十時発ののぞみ二五七
6
もっと見る
新座の迷い人
検診し 無料の筈が 金かかり たらい回しで 大金使う
9
もっと見る
コタロー
北齋の妥協許さぬ繪心に多くの畫家が魅了されたり
6
もっと見る
コタロー
運慶の迫力ありし佛像の睨む姿に我金縛り
8
もっと見る
コタロー
秋晴れの上野西郷隆盛像鳩が集まり餌を啄む
8
もっと見る
恣翁
咽を刺す夜気に 鋭く光りたる 二日ばかりの 幽かなる月
22
もっと見る
石川順一
カップ麺そしておにぎり二つなり今日の昼食エースコックだ
11
もっと見る
祈り花
優しさを求め續けた筈なのに優しき夫に不安が過ぎる
9
もっと見る
祈り花
風邪を引き咳に疲れた夫の背の更なるまろみ愛しくさする
9
もっと見る
千映
チラチラと小雪舞う後 快晴で泣き顔の後 笑顔のような
10
もっと見る
元親兄貴
のど痛め 冬の訪れ感じとる 喘息持ちとなった我が身よ
12
もっと見る
祈り花
嚴しさの面影失せし頬杖の細きかひなの夫何思ふ
8
もっと見る
みつ鷹
シミにシワ白髪も生えてるおばさんは微笑むのでも勇気がいるの
8
もっと見る
[1]
<<
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
>>
[208]