和草のお気に入りの歌一覧
へし切
生きゆくは涙を数ふものなれや避らぬ別れのつのる悲しび
32
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潮月繁樹
朝霧に秒を刻みし雨音は夢見るなかれと我を鞭打つ
17
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詠み人知らず
眠るまでアルバムひらく夕暮れに素晴らしきこの純情を
3
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林林
その疑問真の育ちの芽となりぬ逃さぬように心受け止め
25
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林林
明後日は校舎の屋上田植えだが学校行けない息子は今後
15
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林林
塩と梅その愛深くまろくなれ瓶底を持ちゆつくり回す
19
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まぽりん
初春の便りや年もあらたまの日出づる町に雪の花ふる
30
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まぽりん
恋ひわぶる身をばただすの森に来て行く方うらなふ賀茂の御社
27
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恵
あの人が教えてくれたから雨をちょっとだけ好きになる水無月
22
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秋日好
赤まだらカメレオンというどくだみを買いに花屋に出かけてみるか
9
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舞
子は母を母は子を見つ抱き上げてともに笑みする幼子と母
23
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舞
恋するに良き季節かな淡色の花移ろわす雨秘めやかに
22
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恣翁
降り注ぐ月の水泡を掃くごとく 夜風や 蒼き闇連れ来たる
30
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恣翁
吾を詰り 唾をごくりと嚥みし後 冷めし紅茶を 君啜り終ふ
18
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コーヤ
花菖蒲うすき花びらひらひらり揺れるしぐさは美しきひと
19
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詠み人知らず
目覚めればぼんやり浮かぶ朧月浅い眠りの多きこの頃
22
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詠み人知らず
手を回す森の鎮守の大木に どうか私を見守りたまへ
22
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詠み人知らず
君の名に小高い丘も山となれ 願ってつけた 岳の字なのよ
21
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詠み人知らず
暮れ残り暖簾を分けて入りきたる 静かな紳士 待ち人はない
15
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恵
父逝きし川面は今日もゆっくりと流れておりぬ七度目の朝
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