夢士のお気に入りの歌一覧
舞
芽吹きつつ花も咲きつつひと時に季節は闌けゆく北国の春
11
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恣翁
渦巻ける煙に すっかり 心しを奪はれたりがに パイプ燻らす
11
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翠燕
時過ぎて 振り返る歌 懷かしく 頬濡らして 思ひ募らす
10
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夏恋
こんなにも余裕ある暮らしはいつぶりか黄昏時に家族と夕飯
10
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ななかまど
あきらめと意地が同居の畑にはコロナのごとくオオイヌフグリ
10
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滝川昌之
ランドセル鏡の前で背負うだけ「きゅうこう」漢字で習えぬままに
21
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うすべに
まどろんだおぼろな陽射し濡れ縁に はらり舞い来る花の静けさ
6
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うすべに
春かすみ 過ぎ去った恋のまぼろしに 花の宴の名残りただよう
10
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横井 信
食卓に広げる仕事 いつもより早く切り上げ珈琲の湯気
14
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舞
北の地の春のまほろばささやかな国誉めの歌小鳥らの声
9
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吉野 鮎
ほのあかる道に散り初む花びらに汝が於母影はさまざまを舞ふ
11
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吉野 鮎
さればこそこころに色を抱くやふに十六色のくれぱすを購ふ
14
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KEN
この雨は 五穀育む 神呼ぶか 神は寝て待つ ひもじさを抱き
7
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うすべに
春あらし 見る人もなく花は散り 塀にひとひらあせたうすべに
10
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横井 信
仕事へと集中すれば外は雨 通話アプリの慣れない会議
10
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灰色猫
人の身は出会ひ別るる悲しみの匂ひたゆたふ零る花なり
16
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ななかまど
われよりもわれを知りたる人のいる夫を茶菓菜に妻のお茶会
10
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翠燕
高みから 微笑み感ずる 穏やかな 春日照らされ 佇む桜
12
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横井 信
丸まった背中を伸ばす椅子の上 出歩かなかった雨の一日
13
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夕夏
あたたかなはるのかおりにつつまれつときのながれにおきざりにされ
7
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