小林道憲のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
新しいシャツを箪笥に入れたのに着てくれる日の予想がつかない
5
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つゆくさ
西の空 青空バックにキラキラとまぶしい夕日 雲赤く染め
4
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紫草
しんしんとさみしいひと日意味もなく笑いころげてみたりして居る
18
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あまおう
もう少しきみと親しくなれたなら 空が鳴いてる台風の夜
23
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詠みふみ
幼子は一人泣きぬれ体育座り 声をかけやる通り人無し
5
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都詩
ワイキキにサーフボードの立ち並び夏日を反す色とりどりに
13
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常葉未央
今を咲け雨に移ろうその前に風に煽られ散りゆく前に
10
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すばる
今夜から一人になった僕を射る蛍光灯の冷たい光
17
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みなま
煩わしさふえしか貴女の歌見えず野分の風に行方たずねる
12
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ながさき
上高地 梓川から 焼岳へ 初雪の頃 一人旅する
15
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都詩
スカートに風をはらませ学生の自転車群れて追い越しゆけり
17
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ゆうくん
指先で 暑中見舞いを 書いてみる 風の茶室に 招く利休を
3
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紫草
透明にあやうきものに誘われて覗く水底素足となりて
17
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詠み人知らず
水なんて都合によって蒸発し 結露するから始末が悪い
13
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すばる
シャツの予備ボタンの様な存在の契約社員もう九年目
27
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詠み人知らず
年なのねおっと危ない平坦な道でふらっとよろける主人
10
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舞
宅配の汗も厭わず若い娘の荷を持ち走る背に蝉時雨
6
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紹益
夏休み 静まり返る 校庭で 君を想いて ただ涙ぐむ
17
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芳立
いにしへにわが同胞のあゆみてし路をたどればアユタヤの町
5
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ゆうくん
足元に 花滑莧 街路樹に 草で結んだ 風のブローチ
5
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