詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
紫苑
風わたる木ぬれの影を仰ぎつつ園生にきみと歌をかたりぬ
18
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牛隆佑
だがそれも嫌いではない接続詞ばかりの君の生き方そして
4
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牛隆佑
そのうちに僕らも昔話になるあなたは月に帰るのでしょう
3
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詠み人知らず
せしうむは心の底に澱みをり二〇一二年梅雨のはじまり
8
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詠み人知らず
教科書の図の2ー9に描かれてる子宮をあなたがもっていること
6
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詠み人知らず
名にし負はばわれには告げこせほととぎす森にはあらむや図書館の影
16
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紫苑
女を識らぬを童男のごとき青胡桃たなごころにし転ばせあそぶ
13
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向日葵
知っている?あの観覧車ハムスターが何千匹もで回してるんだよ!
8
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ムラサキセロリ
ことばうたあなたともだちふるさとあと き お く 、 存在証明終わり
3
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紫苑
摘みたまふ指を望みき心せでひとやに堕ちぬ巴里祭の夜
7
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夏緒
オリオンの真下に立てばさみしいのしいの音からわた雪になる
5
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詠み人知らず
うち寄する玉に瑕ありいとほしむもいみじう捨つるもなみのまにまに
16
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どるちぇ
新しい恋にはトワと名を付けて甘やかさずに育ててみよう
9
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まるたまる
父さんの好きな辛夷も今頃は藁を巻かれて札幌は雪
15
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ななし野
流星の嘆きを鉱石ラヂオからすくいだしては詩に訳す旅
4
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卯月
打ち上げの順番を待つ犬の名を抱いて月にもなれない僕は
3
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やじまっく
ひざのうえのねこのひたいをゆっくりと(かたいメメント・モリの感触)
6
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牛隆佑
公園の脇に営業車を停めて毛虫の夢を見ながら眠る
2
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紫苑
涼風にさそはれ出づる月読を夢みるままに姫沙羅の落つ
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詠み人知らず
などかなし月のたまづさ闇にまどひ過ぐすいのちに見るかげもなし
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