石川順一のお気に入りの歌一覧
秋日好
日曜日実はピアノを聴きに行く首都の川沿い音楽堂へ
9
もっと見る
秋日好
紅の楓が沈む暗がりの中に朧な銀杏の黄色
18
もっと見る
芳立
晩秋はながむるままに小夜ふけて風吹きみだす玻璃窓の露
7
もっと見る
夕夏
じょしなくばてにはをへないうたづくりかんじおんどくおくるかなしさ
4
もっと見る
夕夏
いしばしをたたいてわたるあべしゅしょうかけたことばのあるやあらずや
4
もっと見る
夕夏
きみがいうこけがはえてるざれごとはせんないことといわしめしたる
3
もっと見る
夕夏
あいたくてたまらないこのむねのうちしんのやまいかこいわずらいか
5
もっと見る
舞
ゆく秋に色つみ更ける紅葉の時を悼みつ薄墨の雨
9
もっと見る
コタロー
得るものも失ふものも何もない猫の背中に孤獨がひとつ
12
もっと見る
コタロー
どこからか聞こえてくるよピアノの音華奢な指先優しい音色
4
もっと見る
コタロー
古びたる町の小さな野佛に野菊活けられ老婆が祈る
9
もっと見る
び わ
課題有りそれでいいのだ不器用な人生の道楽しく歩む
10
もっと見る
コタロー
日が昇り大地の果ての隅々に烏の聲が響ゐて止まづ
7
もっと見る
コタロー
早朝の通勤通學靜かなる人は無口にスマホをいぢる
7
もっと見る
煩悩
パンを海に浸して食べる朝焼けの似合う青い喫茶店
9
もっと見る
詠み人知らず
青天の霹靂である鰯雲父ちゃんはまたこづかい下がる
3
もっと見る
幸子
神、自然 体で感じ取りたいと人の本能が暴走をする
17
もっと見る
恣翁
格子戸の障子の破れに 囁ける風の音 やけに 耳に付きけり
21
もっと見る
西村 由佳里
説明に分からぬままにうなずいてこれにしますと一つ手に取る
7
もっと見る
ななかまど
北西の風吹き出せば大根の白きわまりて追って白き使者
5
もっと見る
[1]
<<
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
>>
[2319]