ぜんまい時計のお気に入りの歌一覧
舞
さつきメイ トトロの森も 今は無く 社に残る 楠木独り
5
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茂作
おほやけを仕舞ひし人の集ひして 晝酒舐めて世を嘆げきけり
13
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うすべに
やまぎわの水張田に浮く白い影 梅雨はちかいと告げるうのはな
7
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滝川昌之
エアコンの要らぬ季節が心地よい地球に優しくされてるようで
12
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痴光山
つゆ間近か樹間の「へら池」混まぬ朝 竿出す老夫に添ひ座せる老妻
4
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ななかまど
一日を森の家なる客となる花と光のハウステンボス
10
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へし切
もういいかいと問へばまだよと返りくる君とかたらふ線香のけむり
12
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舞
リラ冷えの街に独りの旅人は遺し去りゆく詩のひとひら
8
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茂作
顏と顏よせて小ぶりの傘の中 君がにはかに近づゐた雨
11
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うすべに
セコイアの並木の下に白いシャツ 笑いさざめく自転車押して
6
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滝川昌之
有休の明日は蕎麦屋か町中華 孤独を連れて昼酒にする
16
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痴光山
公園の電話ボックス眠りたり 初夏のテニスのラリーの脇に
2
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ななかまど
長崎の港を見下ろす坂の景 青い瞳が見守りており
11
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へし切
四季ありてこそうるはしき日の本の永久にとねがふ言の葉の道
9
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KEN
菜粥炊く厨窓越し揺る葉影 玉子に風をとき流す今朝
9
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舞
ララらラらッまだこの世には無い歌が出で来るような晴れ五月空
8
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茂作
目に緑く若葉見えつつ夏立てば やま不如歸鳴くが戀しき
12
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うすべに
風に乗るちがやの綿毛見送って 濃いむらさきの小花ゆらせる
9
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美生子
ジョン・レノンのあの歌声と横顔がふと浮かびくる軽井沢駅
12
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滝川昌之
特別なルールを一つ作ります老いてくペースを妻と合わせる
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