さいおんのお気に入りの歌一覧
舞
ゆく時を惜しむ者へと桜木の緑葉濡らす小細雨そぼ降る
10
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笹舟
花冷えの朝に鳴く鳥うららかに 陽の下来よとみな誘いたり
6
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Aquarius
昨日今日果てない刹那一瞬をただうたのわに思いとどめて
2
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茂作
書き寫す般若心經のちの日に 子らが孫らが形見とや見ん
13
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へし切
晩春の木暮れまぎれに見過ぐしし花やまぼうしその色しろし
13
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ほろよゐ
春桜 誰がために咲く 散り散りと落つる花房 涙花かな
5
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ななかまど
限りなき欲望のため振りまわす二酸化炭素という鉄槌
9
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茂作
諦めて今日は會へぬと知りながら もしやと思ふ女心は
12
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舞
緑葉も濡れて新たに五月雨のアイヌモシリにリラ萌える頃
7
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へし切
美しきものこそあはれ 雪月花 四季をりをりに移ろひにけり
10
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舞
咲く色は知らぬつぼみの紫陽花の葉陰に仄か初恋の夢
10
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KEN
縺れたる君への言葉繕ひし 葉ずれ懐かし若葉の頃は
12
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なりあきら
紫の 藤浪咲いた 垣根には 波立つように 椋鳥が舞う
4
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へし切
春暮れて樹々は若葉に青々と清々しきかな初夏のころ
11
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茂作
竹の子の知らぬ間に二三寸 明日と定めて友を招かん
16
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茂作
立ち急ぎ春を送らんかなめ垣 紅く萠え出で夏を招かん
16
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へし切
老いの身はいつでもどこでもそこにある ふんわりふわふわ空に浮かぶ雲
12
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恵雪
街灯の下で雨夜の青もみじ葉先の雫ひかり清けき
12
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夢花火
指先に 針の刺されば 大層な 言葉の刃先 恨むばかりで
2
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灰色猫
君の夏が眩しいものであるように光の中で読む君の文
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