角谷守のお気に入りの歌一覧
このは
やさしさと愛からうまれた嘘ならばこわれぬようにそっと包もう
9
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近江の人
左手の和音の響きおかしいと気付きながらも無視する譜面
7
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工藤吉生
のぞく気はないが野球のアカウントばかりをフォローしている人だ
3
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紫草
みどりから黄味がかりゆく檸檬の実手のひら伸ばす幼子ふたり
19
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工藤吉生
今だって昔でしょうよドーナツを買おうとしてる長い行列
6
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工藤吉生
弟がネットで喧嘩したことをオレに言うんだ眼をひからせて
6
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ラベンダー
ついに来た 「西高東低」「北風」と 天気予報は 冬の様相
22
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灰色猫
本当と嘘の狭間に安らぎの苺をひとつ置いておきます
18
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水海はるこ
言い訳をまだしてくれる騙されるふりまだできている金曜日
8
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短冊
つまらない仕事をしてて、その間は無駄な人生過ごしています
5
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近江の人
啄木の初恋ラジオからしみじみと聴くピアノの音色
4
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林林
クリスマス悲しみと共にある人に灯りがともる日となるように
26
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灰色猫
振り返るこの足跡は誰だろうわたしはわたしを歩めなかった
20
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灰色猫
幾度も未来が僕らを呼んだって聞こえないほど恋をしていた
17
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へし切
うつせみの借れる身なれば何惜しむ君なきあとを如何で生きゆく
30
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萱斎院
入り日さす秋の夕暮れ 待つひとを 見かへる雌鹿のつまごひすらむ
7
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詠み人知らず
望遠のレンズで覗き見たようなリアルな月が屋根に乗りたり
21
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短冊
仮通夜はしみったれてて病気とか昔話が延々続く
7
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へし切
冬枯れし庭の日陰の石蕗の花 黄色に咲くは母の温もり
29
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工藤吉生
「死ね」という言葉によって君の持つ説得力が自殺したのだ
16
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