恣翁のお気に入りの歌一覧
五穀米
われら生かす天上の真理言祝ぎつ天道虫と言ふ名享けしか
2
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のんぼう
前よりも人に優しくできるから あの失恋があって良かった
8
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詠み人知らず
短文にぎゅうぎゅう詰めた感情よ 彼女の胸ではじけておくれ
21
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砂山
車窓には誰かの帰る家がいて過ぎる僕らをじっと見ている
3
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聴雨
薄暮れの白雨に灯るまぼろしの紅さす如き夏花ひとつ
11
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りも
味噌味をすすり一息つく夜に思い浮かべる故郷の家族
3
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環
それぞれの軌道を見せてゆるやかにつばめ散開する町はづれ
5
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聴雨
日にありてよひらの花のいろ淡く雨にありせば脈々とあを
9
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しづく
首筋にまとわりついた夏の香をふりきるように水浴びをする
3
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りも
眠いけどもう少しだけ起きてよう君の寝顔を見ていたいから
2
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みやこうまし
ネツトより伝言ありてレスポンス貴女と書きて心ときめく
12
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falcon
駅長に微笑み返し動き出す運転席にポニーテール揺るる
9
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五穀米
ダイエットやつれるほどではあらねども野菜グリルの恋しくて買ふ
2
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じぇい
ほとばしる 旨みと味わい ふくよかに ふなぐち菊水 一番しぼり
1
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あき
とまらないあくびを噛んではのみこんでダメだそろそろおなかいっぱい
7
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詠み人知らず
さりげなく吾の鞄へと缶詰めを入れて目配せ笑顔嬉しや
11
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桜園
浴室の窓を開ければ夜の闇を伝ひて匂ふ梔子の花
22
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桜園
七夕の笹飾りたつ商店街さびれた街にも人の訪れ
16
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俊昭
皆人の夢追ふごとくサイダーの泡悉く上りゆくなり
7
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紫苑
蒼ざめし馬のかうべをかき抱くをとめの耳にバラライカ鳴る
6
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