滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
磐やの上舞う猩々の酔ひの舞ひ閉じる戸のなか福風とどけ
12
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詠み人知らず
うつくしい人が触った鴇いろの椿のよろこび冬の入り陽さす
14
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詠み人知らず
花を待ち萼描きてふるへつつ筆のさきより夜はふかまり
14
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近江の人
囲碁将棋俳句に短歌前に出る勢い付ける若い人たち
4
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祈り花
薄味の里の雜煮を食みし頃生きる嚴しさ知る由も無し
11
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近江の人
正月を抜け出して聴く吹奏楽楽器キラキラ洋風和服
5
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舞
置き去りの時の流れの瀬をはやみ君を恋した記憶いだきて
11
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秋日好
友人が時間を割いて講評をしてくれたから耳順う日
12
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秋日好
飛び石に舞い下りた鳥さながらに気配幽けき童子の踊り
17
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煩悩
天窓を月が通る夏にショートウルフをアッシュに決して染めるな
5
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秋日好
勝手知る免許センター目に浮かべ和服姿を当て嵌めてみる
11
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び わ
明け染めし大空めざす若鳥が弧を描きつつ我が道を行く
6
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銀
スターの切れたマリオみたいな顔をして横断歩道を飛んで渡って
6
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名取結夢
彼は言うアナザースカイに出たいんだ彼はじうろくしばらく新宿
4
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只野ハル
半日の姥捨て山に送り出し家事の合間の自分の時間
13
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人三昧
裏年の 柿の実八つ 鳥七羽 過疎の郷にも 冬は近づく
8
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桜枝巧
立ち止まるしかなかったの丁字路が唐突にまた現れたので
7
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詠み人知らず
お父さん あなたの手をね 離すのは まだ怖いからと 甘えてばかりじゃ
7
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詠み人知らず
制服を着ていた頃の 私とは何かが違うし 何もかも同じ
7
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詠み人知らず
全力で 何でも出来たあの頃の 青春歌聴き 一念発起
11
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