恣翁のお気に入りの歌一覧
もなca
夕闇のほたるぶくろはうつむいて淡き想いをほのかに灯す
15
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五穀米
土曜日のバスの居心地よき座席日常と異次元の隙間に
12
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葛山葛粉
朝焼けも遠ざかるよう夏の日はさらに眩しくまた美しく
4
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もなca
悲しみを吹き出す君の薄い背に手も置けずただ寄り添って泣く
16
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聴雨
よべの雨ひとつ抱いてつゆ草は空の忘れし青を湛へて
28
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詠み人知らず
豪快にポンッとラムネの栓を抜く我が子の姿頼もしきかな
5
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ゆうくん
戻り雨 梅雨の終わりの囁きを 残して空は 夏の季節に
4
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桜園
うす紅の立葵の花風に揺れ一雨来るらし空仰ぎたり
11
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浅草大将
幼な子はひとみに海をとらえたかただ一両の電車ごっこで
18
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詠み人知らず
みちのくの夏の朝は涼しくてくしゃみしながら肌掛けまとう
5
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紫苑
女を識らぬを童男のごとき青胡桃たなごころにし転ばせあそぶ
13
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みやこうまし
幅広きさざれ石の御所の道白く浮べり暗き雨中に
13
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只野ハル
稲が伸び姿映らぬ水田に鷺は俯向き嘴を刺す
5
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詠み人知らず
休日は短歌の本を読みながら 佳き歌詠う 歌人夢見る
9
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あまおう
同僚に浴衣のきみをさり気なく御披露目したい花火大会
15
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桜園
友思ふ歌は心癒されてうたのわの色優しく染める
13
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岡ノ本仲間炉
風鈴を 少し早めに取り付けて夏の到来 蝉の声待つ
2
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岡ノ本仲間炉
旅立ちの 切ない想い 胸抱き 自分の夢に 突き進むのさ
2
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詠み人知らず
うち寄する玉に瑕ありいとほしむもいみじう捨つるもなみのまにまに
16
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詠み人知らず
真円はさんかく使い円と成すけふの晴ればれ友有りて「縁」
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