恣翁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ゆきまどふ雲の朝のひと鳴きにをちこち応ふる蝉のこゑかな
17
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いちにのパッパ
やってない事をやりたいなんてこと思うこともある入社後十年
2
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やながわ亜弥。
部屋はどこ?トイレはどこと祖母が聞く。今朝まで分かっていたのに 急に
3
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ふきのとう
たっぷりと水吸いこめる野菜らは水滴のせて生き返るごと
15
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ふきのとう
初蝉の声うるわしき早朝に清風なびきわれも生きたり
12
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詠み人知らず
初蝉のこゑをききしかクスノキは朝風の中ややさわぎたり
14
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あき
夏だけどトマトも茄子も嫌いだしスタンダードなカレーを食べる
11
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舞
夕焼けに茜に染まるはぐれ雲見上げて帰る家族待つ家
13
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五穀米
夏来てもわが体内のホルモンは必死に痩身たるを拒みぬ
4
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五穀米
憧るる気持ち儚し雨を乞い畑の実りを待つひと羨し
6
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あまおう
涼し眼の毒も肢体に馴染む頃歪なきみの想いが解る
11
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まるえふ
詠んだ後心乱れる時があるただ楽しんで詠んでいけたら
5
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市川ありさ
気遣いであったあまりにさりげなく君の苦しみから眼を逸らす
2
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コーラ
祖母伏せり祖父が寄り添い身を案ずこの部屋がいま愛のそのもの
9
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桜園
暑かったね団扇あおぎて夕涼み井戸端会議の夏の夕暮れ
10
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もぢずり
咲き終えし夕顔ひとつ誰も見ぬ闇に薫りしかぐはしの白
6
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紫草
雑草は抜かねばならぬと励む手をとどめ惑わす小さき花は
19
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もぢずり
楽し気に希望に充ちたる汝が微笑心よじらる永遠に去られて
4
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七霞
星も無き白く渇いた夜に啼く梅雨の名残を惜しむか蛙
6
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牛隆佑
リュースケやリュースケやってばあちゃんが飼い犬みたいにカタカナで呼ぶ
3
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