恣翁のお気に入りの歌一覧
はな
恋をしたわけが言えたらもう少し上手に諦められたと思う
8
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詠み人知らず
お盆前 お墓掃除に帰省せば 雨の予報も晴れとなるなり
8
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舞
孫を追う爺息切らし「ああしんど」腰おろしつつ笑みて手を取る
7
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ふきのとう
のら猫は車の影に寝そべりてうだる暑さに夕暮れを待つ
16
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詠み人知らず
では聞くが破産家庭に生まれたら 君はゴルフで食べて行けたか?
7
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紫草
来し夏の眩しき光の陰にある淋しきものを呼ぶやかなかな
15
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五穀米
暮らし続く限りは糧を得んと言う神の論理は至極の論理
5
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詠み人知らず
もうええねんアンタはウチを捨てたやん いちいち電話せんといてぇな
9
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光源氏
今日もまた汽笛がむせぶ岸壁でもしやもしやと母は待つらむ
8
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詠み人知らず
言うなれば蚊と戦って草むしり 十分間で一勝五敗
15
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詠み人知らず
夏休み 母留守中の注意して 小学生か?と呆れられる
7
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五穀米
前衛より転向したる曼荼羅の画家の絵に高値はつきたり
3
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あまおう
誰想い瞳哀しく満ち欠けるきみの横顔うすい月の夜
16
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詠み人知らず
暮るるまで四ツ葉探した畦道は公園となりて子ら遊ぶなり
10
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長居桂子
静けさの淵を歩いた ただ一人遠くに見えた光を頼りに
4
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更紗
浴衣着て 人ごみの中手をつなぎ 花火を見るのを夢見てた夏
3
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由良
みっしりと空を覆った雨雲を厭わず響く蝉の恋歌
5
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風蘭
涼しくて何度寝していることだろうこのまま秋が来たならいいのに
15
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舞
目が合えば恥じらうそぶり幼な子も女なりけり頬染む風情
13
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詠み人知らず
捨てられた傘の掛かった塀があり 奥に在るのは棄てられた家
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