滝川昌之のお気に入りの歌一覧
千野鶴子
頬を染め明日は晴れると笑む空をシチュー煮込みつつ眺める夕べ
10
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あかつき
バイバイと繰り返し手を振る子らの声高らかに寒空に舞う
7
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詠み人知らず
おとしもの拾うくらいの優しさの満ち欠けをする月とティーカップ
17
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へし切
しらしらと明かり障子に人もなく老いさびし香の蝋梅の花
27
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藍子
雪のため立ち往生の受験生パトカー出動粋なはからい
9
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西村 由佳里
絵の本に明かり灯した昼下がりあなたも君も天使のようだ
8
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ななかまど
雪とけし庭に忙し寒雀あそびたいのか垂り雪また
11
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大納言のりば
あかねさす日はやや長し松風に山茶花の影ゆるる思いよ
9
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詠み人知らず
何もつけず水で塩だけ蕎麦すすらす拘り過ぎ店わたし苦手
4
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詠み人知らず
出汁うまいカレェうどん食って来た 黄色い染みが証拠ほら見て
4
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詠み人知らず
せかさるる現世の熱さむるまで契りし血に醉ひ加護と寢る御子
12
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舞
伽藍には風雷神の浅草寺外つ国ひとも手を合わせゆく
10
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源家末裔
食堂を探し巡るが見つからずいつもの場所に向かうなりけり
4
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近江の人
メープルがすっかり裸になり果てて天に指差し芽吹きの支度
6
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近江の人
能楽のメールでお誘い「竹生島」知らない世界覗いてみようか
7
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呉竹
携帯ゲームのリセットボタン押すような生活、繰り返してた
9
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び わ
介護するその人毎に異なれり全力尽くしやくにたてばと
8
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鉄心
寒空に種火も盡きし鐵車人の縁ぞ火燈しける
4
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しろいたろしん
温かい言葉の一つ 打てないことを 冷え症のせいにしており
13
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千映
街の中ダークな色で溢れてる信号の赤特別目立つ
7
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