恣翁のお気に入りの歌一覧
只野ハル
山里に蜩の鳴く涼しさは山里故か蜩故か
2
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風蘭
太陽光ふんだんに吸い赤々と点す熱帯夜の観覧車
9
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由良
夏休み始まったばかりの公園で命の終わりを告げた空蝉
7
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詠み人知らず
薪を背負い歩きながらも本を読む そんな気楽な勉強したい
9
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もなca
散りもせず日々色褪せるあじさいの立ち枯れる様に重ね見る恋
13
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紫草
若者に初めて「ババア」と呼ばれた日それは事実・・としみじみとする
12
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更紗
太陽に叶わぬ想い抱きつつ見つめ続けるひまわりの花
9
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葵の助
手のひらで包んでそっと温めているのはきっと私だけだね
2
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詠み人知らず
流行を追うのを止めた理由なら 多くの場合結婚でしょう
11
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紫苑
丈たかき身を押し立てて向日葵は火輪に宣戦布告をなせり
13
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詠み人知らず
寿命って太陽でさえ決まってる 悲しみなんかすぐに消えるよ
21
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聴雨
白々と薄きぬの如き風訪へばひと肌を恋ふかなしき夕べ
13
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緋色
白露を孕む青葉の静けさよ 誰の指先求め在りしや
8
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五穀米
評価せねば評価されぬの理を歌詠むひとに知るよしもがな
3
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詠み人知らず
触れあいが馴れ合いになり最後には 空気になってそれが大切
12
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桜園
むっとする空気と蝉の鳴き声に今日も暑しと打ち水ふやす
13
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詠み人知らず
桐の葉をふみてやまのへたどるらむ必ずとはむといひしちぎりに
11
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詠み人知らず
雨の日は珈琲の香りに包まれながらお気に入りの歌集を繙く
2
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更紗
あの頃は話すことさえできなくて恋に恋した セピア色の日
4
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如月
強がって 君が尖らす唇を 塞ぎたくなる 夏の夕暮れ
5
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