恣翁のお気に入りの歌一覧
もなca
青空を指して伸びゆく朝顔の蔓でとんぼもひと休みの午後
9
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詠み人知らず
山頂に勢いのない木々がある 後日登って水をやりたい
7
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光源氏
ふりさけし君が袂ぞ思ゆらんそがひの山の月をながめて
10
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桜園
玄関に網戸とりつけよしずはり自然の風にほっと息つく
10
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紫草
久方の帰郷に和み二度寝する娘の足裏ひかり艶めく
15
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紫草
傷ついた君の瞼に唇を添わす刹那の甘い陶酔
19
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詠み人知らず
山際に朝日がさすを待ちていしか今日いちばんの蝉が鳴き出す
5
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聴雨
薄暮れの道の辺に吾をさし覗く月影のごと白きむくげよ
8
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紫苑
やうやくと丸く色づく実もたわわ木陰に秋の息差しをきく
4
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由良
いちばんの特等席で花火を見ていた月がちょっと煙たそう
5
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真山千展
いつまでもエンドロールが続いてるみたいな空を二人でみてる
5
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薫智
絶対に明けない夜はないのなら僕にも朝は来るのだろうか
7
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三沢左右
洋酒かをるケーキを口に含むときわが血深く藍に染むらし
10
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岡ノ本仲間炉
夢語る 君の横顏 照らすのは 淡く輝く 花火の光
5
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詠み人知らず
横顔が 憂いに満ちて 綺麗すぎ既婚者なんて どこかへ飛んだ
2
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ふきのとう
遠くから打上げ花火の音のして空を見上げた夏の日想う
10
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リンダ
半月を味方に歌う青年に心ゆるんで夜を楽しむ
5
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詠み人知らず
放熱の終わらぬ舗道に雨が落ち 僕の微熱が流されてゆく
9
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植田みりと
夕暮れに 佇みし路地 朝顔のツルは何処までも 伸びてお空に
4
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五穀米
渋滞の果てなる南アルプスは夕景のみが厳かに見ゆ
8
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