詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
また一つ冬をむかえる老いのみの影へと落ちる枯れ葉いち葉
13
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ひよこ豆
川風にススキ仲良く一斉におなじとこ見て身体を揺らす
18
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幸子
「やめとけよ」自分の中の悪魔さえ止めているのにおかわりをする
17
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詠み人知らず
不運にも不健康にも踏ん張れる車と私寒冷地仕様
5
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横井 信
せせらぎを歩く白鷺 飛び立てば青空広く大きな翼
7
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横井 信
夕暮れの風にススキは空を掃き僕へ届けるせせらぎの音
15
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へし切
貴船菊 花のなごりのかたみとて 秋をみつめた瞳をのこして
22
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恣翁
熟れし実を 鴉啄み 残しつる 上枝の柿の爛れたるかな
21
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可不可
VRいくら進歩しても 私は頁の隅っこパラパラ動画
8
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滝川昌之
一仕事終えたみたいに背を伸ばし刈田を望む畔の蟷螂
21
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詠み人知らず
よく晴れた秋の良き日に青切符若い巡査は井浦新似
3
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詠み人知らず
もの言わぬ小さな命癒されて家族なのです扶養に入れて
5
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ななかまど
腰にある疲れを畠に鋤きこめば八十日後の白菜上々
7
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せみど
気に入りのヒールと君はよく似てて痛くてもスキと信じなきゃ駄目
5
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煩悩
蟻地獄にいる如く頂上を目指す荒涼とした山は厳しい
8
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秋日好
夜更かしをGMTに救われる雨降りやまぬ冬に向かう日
15
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コタロー
陽を浴びて蚯蚓ゆつくり伸び縮み何處へゆくのか風に尋ねる
12
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コタロー
豐穰の秋や雀が電線の音符となりてチュンチュン鳴きぬ
4
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コタロー
女學生笑顏で歌を歌つてる大空へ飛ぶ翼廣げて
9
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舞
身ひとつを持て余したる秋の暮れ木枯し寒きもがり笛吹く
9
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