詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
山はみな秋にはあへず色かはる柞につづくはじのもみぢ葉
22
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千映
入学と合わせて植えた杉の木の大木となり倒す淋しさ
10
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夕夏
まよってもてばなしたならおなじものにどとつかめぬそれははつこい
3
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只野ハル
制服の朝のポケット君宛てのレター潜ませくぐる校門
9
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灯
まぶた閉じ 思い描くは あの頃と あなたに会いたい あの頃のように
2
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KEN
きざはしを 埋める紅葉に しぐれ落ち 音も偲ぶや やま寺の跡
18
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滝川昌之
泥棒はカリオストロの塔に咲く若い野薔薇を手折らずにゆく
23
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もみじ☆彡
夕映えに 翼濡らして 海の原 帰る巣がある 鳥も私も
10
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雪柊
二十五年時を隔てて剣を取り三歳の修練昇段の秋
18
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び わ
紫陽花の苗を畑に植え替える今日は終わりと夕陽が沈む
6
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コタロー
どんぐりが樹々の眞下に落ちてゐるゲームをやらず拾つておくれ
8
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コタロー
古池に柳一本搖れながら人に慣れたる鯉を眺める
13
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吉野 鮎
秋の陽のぬくみの中を三歳のをみなご踏みゆく玉砂利の音
18
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つちだゆういち
誰も皆孤独を抱え生きるのにふたりに成れずひとりに耐えず
15
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吉野 鮎
くちびるに紅微とのせ三歳のをみなごややに身硬く座す
17
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石川順一
下降して上りに転じる蟻が居る家の中では生きられぬだろ
13
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夢士
秋高し機影キラリと西空へ大地の吾は桃の枝切る
19
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秋日好
月光のしんしん沁みる秋の日に四回転飛ぶメイプルリーフ
14
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灯
ぽかぽかの 昼寝の時間 できちゃった 世間はもはや 我蚊帳の外
6
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灯
朝起きて 空は青し 快晴だ アイデア出しが 日課の私
4
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