KENのお気に入りの歌一覧
蔓葵
ひとづてに聞くだにうれしうぐひすのいたりいたらぬ春の山里
16
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へし切
梓弓はるの山辺の櫻花 咲くも散らふも風のまにまに
17
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名鈴
清らなる白珠知らずしもあらじ 如何でその身を装はざらむ
10
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横井 信
寝転がりページをめくる うたた寝に耳に残るは雨だれの音
10
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滝川昌之
永年の勤続表彰 花束はそのまま妻への中継とする
18
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ななかまど
いくたびの雪を眺めて越し冬を惜しむようなり猫柳の穂
11
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ななかまど
春風のなかを歩めりゆくえなき温みつつみて冬は遠山
10
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滝川昌之
唐辛子ごときに朱い楓の芽 秋には紅葉おろしと成るや
13
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橘
じめついた路地走り抜け大通り出ても日曜リザーブロード
6
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横井 信
雨を呼ぶしめった風の振りまわす枝に花咲くさくらの並木
11
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葛城
三日とはもたぬ日和の春といふ短き時を花に惑ひぬ
13
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音弥
大荒れに在れる予報の春あらし女の癇癪ほどで過ぎろよ
11
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へし切
にほひける花のこころを誰が知る 降るは涙か今日の春雨
15
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名鈴
一度は 話否びず 且つ且つは 聞きて分くるが 宜しかるべし
9
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武蔵野
桜咲く 蕾くらいが 丁度いい あとは咲いたの 見届けるだけ
9
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葛城
春といふに芽吹かぬクヌギ見限りて今日を一期に伐りて斃さる
7
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音弥
引っ掛かる者は年々年を取り手口は年々巧妙になり
13
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へし切
全力で 打つべき手段はすべてやる 安易に語る言葉は空しい
13
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横井 信
合格の知らせひとつに花開く朝陽のかおる春の街角
12
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滝川昌之
入園の前の一本一本にお名前シールを貼ったクレヨン
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