恣翁のお気に入りの歌一覧
希
胸の奥深くの森にきみが飼うやさしいけものが動き出すとき
4
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りも
秋を好く君の気持ちを分かぬままあきは来にけり熱も冷めゆき
2
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紫草
あぁやはりお前がいないと思う夜終生猫は飼わぬと決める
38
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詠み人知らず
眠りから覚めたくない日の言い訳に 昨夜のけんか思い出してる
10
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いり子
恋人に達観してると言われたる少し寂しき秋の夕暮れ
3
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向日葵
いつもとは違って見えた何もかも我が子を抱く特別な朝
10
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南 骸骨
皮下にある鬱血せしものえぐらんと爪たてみいる血筋浮く腕
4
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夏恋
一編も好きな男に抱かれずにこのまま朽ちて往きたくなかった
3
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ぱんたにか
弟が私より先に身を固めピーターパンになった気分だ
5
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楓
言葉より三十一文字で詠むほうが自分らしくて素直になれる
7
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まがね
洗濯物取り込んだ後雨が降る拳を上げてニヤリと笑う
7
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とまと
足元に散らばる私の昨日まで さよなら 明日は晴れるみたいだ
2
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横雲
振り向けば淡き紅差し君待てる夕べの雨に酔ふ芙蓉かな
11
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由良
身の丈の倍の高さのレジにまで「はいっ」といっぱい手を伸ばしてる
5
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由良
良い歌が詠めない理由を今恋をしてないせいにしている初秋
3
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紫草
夫の手で茹で焦がしたる初栗の彼に等しく香ばしきなり
11
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もなca
供えられし白菊の脇へ庭に咲くムラサキシキブの小枝添えたり
9
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遠井 海
アイスよりホットコーヒーざるよりもかけが嬉しくなって秋だね
15
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善田真琴
しめやかにあめがふるなりなきひとをしのぶこころにひびくむしのね
2
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南 骸骨
午後の墓地ノイズ波形の雨が落ちチリチリとなるこめかみに熱
3
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