コタローのお気に入りの歌一覧
うすべに
あの人を待宵草のはかなさは ひとよ明かしてしぼむ花びら
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可不可
雨後の筍ぢゃなくて蟬ですか 私も夏休みフラゲしたい
5
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滝川昌之
連なってバス横付ける歩道には赤白帽で笑む子らの列
17
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詠み人知らず
またしても横文字羅列のメッセージ気づけばころっと私蚊帳の外
10
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灰色猫
透明な傘に水玉描いては夏を知らせる雨を待ってる
16
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さかさまぼこ
崖かけて滝のごとくに咲きなだれ紫煙る山藤の花
10
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さかさまぼこ
桐の花の渋き香りの野らに満ちやや足重る独りし歩めば
3
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源 漫
夢に見る祇園に往きて心待ちし桜月夜のうるはしき友
2
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千映
絡みたるキウイの幹が悲しがるアイビー一夜で病葉が増え
4
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千映
お喋りな母が口数少なくて応対手こずる長き一時間
7
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千映
心地よい愛のシャワーをかけられて縮んだ背丈少し伸びたり
7
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へし切
天が下 照る陽 ふる雨 様かはり 五月の空は何かあやなし
17
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つちだゆういち
濁世に馴染めぬ私何者か?時折思う狐か狸
9
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秋日好
電動の芝刈りコードと戯れる女を眺める男ありけり
10
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灰色猫
若苗の水田歩めば爽やかな小さな海の夏に吹かれて
15
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灰色猫
早苗らと田植えの唄を歌いつつ冷たき泥に足踊りつつ
21
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滝川昌之
スニーカー洗って干せば夏空が裸足で来いよとビーチへ誘う
24
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詠み人知らず
若楓たはむる日と風初夏の木洩れ日やわらに日の斑(ふ)の参道
9
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可不可
モロー描くサロメと同じポーズ 鏡に映して見るバスルーム
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西村 由佳里
組んだ手のきれいな指先すやすやと眠るあなたは我の宝石
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