横井 信のお気に入りの歌一覧
うすべに
空高くすじぐも照らすあおい月 熱帯夜でも気分は秋へ
12
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睡密堂
満月を見ることもせず八月が終わる事実に打ちのめされる
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ななかまど
抽斗の言の葉ふつふつ発酵し結句にぴたりと納まる日暮れ
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滝川昌之
八月の最後の夜に観た月はでかいピリオドごとき望月
14
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高松 蓮
夏はもう 静かに行ってしまったか 断りもなく 旅の間にまに
7
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び わ
まだ酷暑列車乗り継ぎ旅行する家内と二人カートを引いて
7
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へし切
散々と暑さは残る 八月尽 月も変われば 身はやはらぐや
12
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悠久
クマゼミの勢い落ちて響く音のツクツクボウシ夏綴じ始め
4
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恣翁
皮は未だ青みを帯びて 秋鯵ぞ 玉虫色に光りたりける
12
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舞
ヨチヨチと歩む幼な子父母は自ら行けと見守りて立つ
12
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茂作
なに植ゑん何を撒かんと人が問ふ 秋の野菜の畑作るころ
14
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萱斎院
なげけどもよをふる月のおほかたは 虫の音にだにまさる露かな
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里香
古来より 物思わする かの月に 足跡つけし 人のごと成れ
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うすべに
灯の消えぬビルのすきまに薄墨の望月わたる 風は秋色
12
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杜鵑草
魂見えで過ぐす盆こそ侘しきに君と逢ふべき霊感もがな
10
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詠み人知らず
一位とり 反応とらず ため息を ちびる鉛筆 キャップつけて
4
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小春空
世の中をほんの少しの力でも前に進める言葉の力
6
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滝川昌之
ケンケンで耳に入った水を出すプールサイドにこぼれだせ夏
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痴光山
土手の径小袋にごみ拾ふ癖 年金なれど「社会の隅」に
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悠久
この鍵を持ってる間まだ君は僕のものだと思っていいの?
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