恣翁のお気に入りの歌一覧
紫草
ススキの穂黄金の風にさ揺らげば過ぎたるものをふっと想いだす
17
もっと見る
団右衛門
哀しみも 惑い罵声も 全て抱け 向き合う事だ 唯ひたすらに
5
もっと見る
夏恋
すれ違うあのひとは彼だったかも未だにあたし君を探すの
4
もっと見る
詠み人知らず
西方のお国訛りが恋しくて時代小説読み耽る秋
5
もっと見る
紫苑
月花にも打ち明けられぬくさぐさに味もわかたぬ冷や酒を酌む
13
もっと見る
紫苑
いづくにか君おはしますけふの日をながらへばこそ逢はむ日のあれ
18
もっと見る
桜園
ひと年を育てきたりしポインセチアいよよ色づく季となりたり
16
もっと見る
桜園
匂いくる金木犀の甘き香に友と振りむけば小花咲きそむ
14
もっと見る
ふきのとう
どんぐりを宝のように握りしめそっと開ける手のひらふたつ
18
もっと見る
ふきのとう
公園のベンチで過ごす昼下がり小春日和の恵み満ちたり
5
もっと見る
由良
涼やかな朝のほろ苦いコーヒーに恋の行方を占ってみる
1
もっと見る
薫智
見ていたら心をぎゅっとにぎられて目がはなせない笑顔の君に
4
もっと見る
詠み人知らず
秋の田の刈り入れ終わったその後で落ち米ついばむ茶色い頭
5
もっと見る
まがね
鏡の中君はますます老けたけど心の中の僕はまだまだ
6
もっと見る
五穀米
唐辛子の色と形のキュートにて買いては愛でて食して描く
5
もっと見る
ケンイチ
待つ人も別れを告ぐる人もなき町に触れ合ふ秋の風かな
7
もっと見る
詠み人知らず
お日さまの強い光を吸収し布団のように膨らめ心
2
もっと見る
詠み人知らず
まだ続く長いトンネル抜けたなら笑顔のわたしに会えるだろうか
3
もっと見る
詠み人知らず
返信がないのは元気な証拠だと言い聞かせては西のそら見る
3
もっと見る
のんぼう
日焼けした頬が白さを取り戻し あなたの記憶も遠くなってく
2
もっと見る
[1]
<<
1898
|
1899
|
1900
|
1901
|
1902
|
1903
|
1904
|
1905
|
1906
|
1907
|
1908
>>
[2559]