詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
真雪
昼下がり まどろみ電車の 窓の外 わたしの一部が 取り残される
8
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藍子
作品を発表したならその後は作者の手離れ読者に託す
22
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詠み人知らず
蝉さかり衰へゆくを草葉かげ待ちに待ちかね秋虫すだく
9
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Chico
らしくあれ メモに殘して眠らせる ジュウトウホウとサンマのヒカリ
15
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Chico
秋深み 沈思默孝する胡桃 云はずもがなの未來のことなど
18
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さへき さうじん
ウド鈴木 ツイッターにて歌を詠む 意外に思ひて ついフォローする
6
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関山里桜
「後朝」と書くに別れし人の肌の湿りけ思う古典の授業
9
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関山里桜
在りし日の愛憎劇は幕を閉じ安い寿司屋でけらけら笑う
7
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詠み人知らず
五日しかいないホテルの一室を 離れがたしと 思う驚き
6
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灰色猫
あどけないこゆびとこゆび誓いあう指切りげんまん死ぬまで秘密ね
17
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灰色猫
手がでかい「お前ベースね」そう言われやっぱりギターがテレキャスを買う
14
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灰色猫
美しい名前の少女がこの星を幸せにするアリアを歌う
15
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灰色猫
絵としての文字を綴って少年は鳥という字を空へと放つ
28
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灰色猫
沢山の邪魔するものに出会っては正しく壊し埋葬します
22
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詠み人知らず
シトラスのいと爽らかなる香をかげば 昔の人のシャツ思ひ出づ
18
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詠み人知らず
眺むれば 辛き里人多くあり 月仰ぎつつ うら泣く子猿
12
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詠み人知らず
成らうなら枕草紙で慰めたし 妹おれば置き所なし
10
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詠み人知らず
運悪く読んでしまった 痛いけどそれは ソーシャル自損事故です
9
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詠み人知らず
噎せながらタバコの匂いに蘇る キスの苦さと甘い溜息
16
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び わ
庭の柿雨に濡れつつほんのりと赤く顔染め秋をつげおり
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