紫苑のお気に入りの歌一覧
へし切
志なくばこの世はつまらなく 人の道踏み 吾が道を行く
22
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恣翁
美しき君 何処にか去りつれど 桃花変はらず春風に笑む
21
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悠々
大震災に、地獄見しひと笑顔にて、 いまの平和が、奇跡なのよと
23
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秋日好
朝起きて夫の顔に色無くば電話一本かけておいでと
12
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松本直哉
ゆびあをくそめてよもぎを摘む野辺に暮色せまりて春愁ふかし
5
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風花
生きることを選べぬ世代に繋がれた 奇跡のような命と知れよ
15
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舞
似合わないドリカム真似る吾れがいてカセットくれた君と老いゆく
6
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へし切
河の面に影を映して咲きほこるあしびの花のにほふ春の野
19
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悠々
春の午後、母の介護の手を休め ハルさんの読む、ラブストーリー
17
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悠々
ふるさとの山は戀しよ ふるさとの 海は戀しよ捨てたる我は
25
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只野ハル
雨が降る弥生始めの日曜日デイが休みの母もソファーに
15
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美津村
常吠えぬ犬にあちこち吠えられて朝刊配る地震のあとを
7
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みなま
あのひとはやっぱり負けず嫌いだと五十三枚の取り札に知る
12
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みなま
枯れ枝の蔭より覗くたんぽぽに春やねと笑む庭師の目やさし
6
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みなま
三人で見る約束の風立ちぬあなたは先にいってしまった
13
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悠々
春北風、夜どほし吹ゐて 過ぎ去れば 芽キャベツはみな処女うばはれき
11
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悠々
春寒き、日に花茣蓙を敷きのべて、 桜待つかな亡母(はは)を待つかな
21
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悠々
わがむすめつぼみのままにみそじ過ぎ よそじの春をいかでこゆぺき
14
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悠々
はるさむの夜のみぢか夜のおぼろ夜の ゐねがての夜は 老ひ妻と寢ん
15
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月虹
もの凄く好きなだけです 雪解けの水は海へと清らかにゆく
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