まるたまるのお気に入りの歌一覧
紫苑
驟雨きて傾斜の街の遠近に小さき奔流あまた走りぬ
10
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聴雨
風かよひ花より落つる朝つゆはよべの雨かなわが涙かな
14
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芳立
ももちとせ熊野はすぎの切り株に苔むすうへの幼木のあを
7
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さる
聞き方が悪しといふも言い方の誤ちもあり人のうわさは
6
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芳立
つがふべき弓月たづね稲妻の音なき火矢の恋もするかな
9
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たんぽぽすずめ。
ドラえもん描かれている急行の扉が開く時のためらい
23
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芳立
街の灯をかき消しふれる村雨の荒ぶりやまぬ袖ぞともしき
8
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たんぽぽすずめ。
朱の散りぬ百日紅らの道なれど堪えて真白き我が百日紅
12
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聴雨
しつとりと虫の音のみの降り頻る秋のにほひの漂ふ夕べ
11
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詠み人知らず
小器用は小器用なりの穴に落ち 不器用なりの滋味に気づけり
4
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浅草大将
ひさかたの雨音たかく軒うてばうなりも低きいかづちの声
18
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芳立
蝉しぐれ君と過ぐしし鎌倉にふる八百年のただのひと夏
13
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たんぽぽすずめ。
寝る前に同じ番組見たけれど眠い明日ねの君が大好き
9
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あそびくも
やはらかにつむりを撫づる手を欲しみづの腕にうずくまりける
23
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浅草大将
百ちどりここぞ流れと集けども明日はいづこか野田の玉川
12
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半格斎
もみじ手をふりておさなの帰り行く遠き別れやかなしかりけり
24
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七色コイン
弟よ損ばかりなるその生は きっと誰かが見ているからな
23
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白川剛
秋夜ごとまさりゆくなり野を越えて風きたりなばはだへに涼し
7
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たんぽぽすずめ。
なにもかも相談せずにする父は誰も乗れないワンマンバスの
13
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芳立
いつからかわらべ少なきひまはりの背丈くらぶるラジオ体操
11
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