みをつくしのお気に入りの歌一覧
灰色猫
青空に果てがある日も青空に果てがない日も心のままに
11
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灰色猫
絶望が終着点ではないのだと誰の前にも入り口がある
10
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ななかまど
亡き母が詠みたる歌の筆の跡ひとつひとつを辿りて秋の夜
12
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名鈴
契草 二つ花咲く 一枝を 分けてぞ持てる 恋の縁に
12
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露草
吾を呼び吾に甘える亡き犬の耳に残れる声やせつなし
17
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名鈴
真字の山 掻きて登らむ 眺むれど あまりに高く いまだ麓に
5
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KEN
旅立ちぬ 蝶を偲ぶや ふぢばかま 紫匂ふ 雨の天武忌
12
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横井 信
冷え込んだ寒露の朝の雨音にもたつき淹れるホットコーヒー
13
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名鈴
文さへも 君を絡ぐる 我が儘に なりはせぬかと 硯に涙
11
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灰色猫
後ろ指さされることを恐れては今日も誰かに愛されたかった
9
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灰色猫
爽快なギターフレーズを弾くたびに少年の日の憧れにいる
8
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灰色猫
大切な誰かをなくしたそのあともつづきがあると果てしない空
13
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滝川昌之
くしゃくしゃの「学級通信」広げ読み子の担任の労をねぎらう
14
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ななかまど
入り口に期待を置いて美術館出口に立ちてこころ満たせり
7
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宇佐木芙和子
鏡越し我と背併せ髮結へば櫛を飾るる玉響煌ら
10
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横井 信
秋の田に実る稲穂の刈るを待つ朝のひかりに急ぐ叢雲
11
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さちこ
おれの居る峰にとどくかおれの居る沼底にその身落とせるか汝
11
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さちこ
思いつく限りの角度から眺め試せる限りの術を尽くして
6
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森川
金木犀 甘く惑わす 秋の夜 月に照れてる いかで貴方を
7
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滝川昌之
丘陵は穏やか過ぎる秋の陽に音を失くした武蔵野に在り
13
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