行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
青き銀椀
風受けて身に沁むことを歌にして先に秋へと入る心地すれ
13
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恣翁
床の上に起き直り 襟寛げて 寝汗に 団扇の風を入れたり
14
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灰色猫
かささぎの橋の向こふの面影を雨なかくしそ涙降るとも
21
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灰色猫
天川を渡せる橋で出会ひては別れし君に天の衣を
16
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恣翁
待ちわびし君との逢瀬 叶ふ空 窓の月見て 浮き橋渡る
18
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灰色猫
ひたすらにナイフのような方でした放つ言葉が泉のような
22
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灰色猫
廃校のプールで泳ぐ金魚たち色とりどりの子供のように
22
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つちだゆういち
君からの一時帰国を知るメール見える夏にときめく予感
12
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つゆふみ
棚の奥眠るガイガーカウンター測るのやめた つらくなるから
7
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灰色猫
海からの恵みを祀り生きてゆくすべての魚は神からの使者
20
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滝川昌之
梅雨空に積み上げられて脱衣場に溜まる衣類を妻にらみおり
15
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青き銀椀
ポクポクと木魚のリズムプクプクと頬ふくらませ立腹の顔
8
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横井 信
ゆっくりと青田に下りた白鷺の風を求める暑い夏の日
9
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KEN
降り仕切る さみだれと共 夜明かせば 外は藍色 時巡るかな
11
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なかしぃ卿
一日中テレビ見るのと二十四時間テレビ見るのは似て非なり
6
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横井 信
踏み出した頭の上で弧を描きツバメの駆ける夏はこれから
12
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横井 信
降り出した雨をやさしく受け止めて静かに街は動きはじめる
11
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横井 信
霧雨にやさしく揺れるアサガオの花は黙って待つ青い空
11
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青き銀椀
ゆふぐれの暗くなりゆく烈しさにますます降れる梅雨の雨ぞな
7
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灰色猫
ぽつぽつと降る雨音に織姫の恋を占う水無月の夜
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