詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みなま
あのときの我かと思わず手にとりき すべての ひとに 石が ひつよう
8
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詠み人知らず
出身地 年齢 性別 気にしない あ、いいなって 感じられれば
30
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みなま
指さきに薔薇の棘たつしばらくは紅をひくなと彼がいひしか
15
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赤石仙人
バス停で佇み待てるつかぬ間に木枯らし吹ゐて身ぞ凍えゐる
9
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西村 由佳里
胃袋に重しを入れたような日々やっと過ぎ去り空がおいしい
11
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石川順一
千両や万両の実と南天も赤い実が成りさなぎが一つ
19
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舞
いち葉のひらりと落ちて暮れる秋酒も静かに影と語りつ
16
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千映
水茎という焼き物にカイツブリ琵琶湖ブルーに可愛く映える
17
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inosann
「さくれるな」とおどけてみせる父を見てふざける吾と母が笑いき
18
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斎藤漁火
地平線から教室のここまでを耕す人のほかは空だけ
5
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斎藤漁火
短夜の明ける青さを呑んでゐた手足のもげそな乙女十四
4
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石川順一
風呂に居て四十一度は妥当かと三十七度を四度上げたり
9
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灰色猫
君の手にぼくのものって書いておく強く握ってぼくのものだよ
14
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灰色猫
零れゆく涙の海に沈んでは呼吸の仕方を思い出せずに
15
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灰色猫
真白なる亡者の列がゆらゆらと並んでしまえばもう抜けられない
11
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灰色猫
淡海をつがいで泳ぐかいつぶり子らを背に乗せ冬を待ちおり
23
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灰色猫
憔悴し言の葉ひとつ生み出せず新たに湧き立つ渇望を待つ
20
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詠み人知らず
輝きて氷結ほどき その身にし 光ぞ灌ぐ女神もがもな
9
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詠み人知らず
問はるるも 語れぬ記憶の悲惨さは 今も心ぞ蝕みたりける
13
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詠み人知らず
夢語り歌ひ詠ひつ笑まひては 支ふる君こそ太陽であれ
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