朧月のお気に入りの歌一覧
野々花
手のひらに触れては消える風花に重なる恋の想い出ひとつ
21
もっと見る
デラモルテ
風の音闇夜に高く響きけり幽かに滲む雨水の望月
13
もっと見る
コーヤ
匂い立ちしだれて咲きぬ白梅の花の優しさ母を重ねて
21
もっと見る
コーヤ
赤、白と見つめ語らう微笑みは優しき気立ての乙女が姿
15
もっと見る
恣翁
南天の実の零るがに ちらちらと 夕霧の底に陽の映るかな
23
もっと見る
麻
春の夜の窓を見やれば梅が枝にもる十六夜の月のかげかな
17
もっと見る
夢士
東に満月ありて如月やカンヒザクラの紅を映しぬ
27
もっと見る
へし切
旅立ちの布団ひとつを駅留めに怖さ知らずの青き春の日
27
もっと見る
矢車菊
三十一文字、歌咲かせたい きみのためずっと枯れない花咲かせたい
24
もっと見る
デラモルテ
梅が枝に色冴えにけり束の間の雪は降りつつ空は白みて
14
もっと見る
麻
山間に無垢な霞をたなびかせ春の舞台はととのひにけり
12
もっと見る
舞
今日もまた同じ道行き道帰る家族待ちいる家の灯りへ
17
もっと見る
炭酸水
年経るごとに美しきかな夜半の月永久にと願い君と見やれば
10
もっと見る
詠み人知らず
雨去りて露にはじける草の香 春のひかりを透かして匂う
20
もっと見る
ながさき
子を想い 友を愛する 優しさが 心に響く うたのわ歌人
29
もっと見る
麻
いつ見てもむつみあひたるおしどりのめでたき春よ常しへにあれ
19
もっと見る
炭酸水
匂へどもいづれ散りゆく梅の花浅き春路に酔ひて愛しむ
20
もっと見る
舞
誰かために梳くや黒髪ぬばたまの乱れ初めむ夜に呼ぶひとの名は
24
もっと見る
灰色猫
風光る 芽吹くあぜ道 駆けてゆく あの子は春へ 向かっているね
38
もっと見る
リクシアナ
カリヨンの音色軽やか十五時の大道芸や地下街の早春
19
もっと見る
[1]
<<
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
>>
[29]